X1Cの電源故障、再び!?


えっ?えっ?電源の故障?延命処置でコンデンサ全交換してから調子良かったのに、何故だぁ~!!orz

交換した電解コンデンサがダメだったのでしょうか?
X1Cの本体スイッチが入っているのにランプが付かないので、電源不良である事は間違いなさそう。
しかし、全く電源が入らない訳では無いのが謎過ぎる...

いろいろ調べてみると、どうも挙動が今までと違う感じ。
今までの電源の故障の場合、大抵は一度落ちると暫く動かず、電源を休ませる事で再び動き出す事があります。
そして、電源が落ちる時も大抵はカセット制御の始まりで、自動で巻き戻しや早送りされる時に落ちていました。

しかし、今回はその規則性がまったくありません。
何かの拍子に落ちて、何かの拍子に電源が入る。
この症状から、どこかの接触不良を疑いました。


X1C内部の電源周りを叩いてみたり揺すってみたりするが変わらず。
特にハンダクラックなども見当たらない。

「となると、電源コードしかねぇ!」

案の定、コードを触ると電源が入ったり切れたり。
順番に場所を特定していくと、先端のコンセント側の根元がどうも断線しかかってるような感じ。

原因が分かって一安心です。
電子パーツが壊れた日にゃ、自分には直せる気がしません。

分解してみると、かなりキワキワの所で断線。

子供の頃にコードを引っ掛けたり、プラグ部分ではなくコードを引っ張って抜いた可能性もあるので
レトロPCは本当に何があるか分かりませんね。

取りあえず、部品買い出しまでの間の仮修理でその場を凌ぎます。
   
ハンダ付けして熱収縮チューブを被せましたが100V用では無く心配なので絶縁板を挟みました。


後日、部品買い出しの時にコードを買ってきたのですが...

ぐぞぉ~丸みを帯びた感じと角ばった感じの2種類あったのでどちらにするか迷って丸い方にしたらX1Cは角ばってたorz

買い出しまでマニアタイプを触る機会が多かったのか、イメージがマニアタイプの形状に寄ってしまった><
上がマニアタイプ(CZ-800C)、下がX1C(CZ-801C)

買ってきたものは、上の形状に似てますよね。

どうせなら似た物にしたいと言う事で、前回とは違う方のコードを買ってきました。

丸みを帯びているのには変わりありませんが
雰囲気はこちらの方が何となく似てる気がするのでコレで行きましょう。

修理自体は、一度バラして電解コンデンサを交換しているので特に難しい所も無く。
電源コードブッシュが引っ張られてズレ無い様に凄く押さえ付けられているのには少し驚きました。
(ん~写真撮ったつもりだったけど、見つからなかったorz)
線が太いとココが付かなかった可能性があります。
 
今回も無事に修理完了。


カセットドライブの故障だったら
「また来たか...フフフ」
ってなる所ですが、電源関係だけはいつも冷や汗ものなのでした。


関連記事:CZ-801C(X1C)の延命処置